25歳無職です

なんか文句ありますか?(なーい)

何でも残っているのは何も残っていないのと同じ

と思った。

身内の部屋の整理の手伝いをしていて、古いアルバムが出てきた。

現像された写真が色褪せたままで何枚も枠に収められているのをぼーっと眺めて、懐古厨になりました。

 

写真が残ってない。

ガラケーで撮った少、中学生時代の写真は、もう一枚も残ってない。

スマホで撮った高校時代の写真は辛うじて残っているが、いつどこで撮ったのかも分からない状態で、「写真」と名の付いたフォルダに数千枚がドンと放置されているものを快く見返せる自信はない。

大学時代の写真は全て消した。社会人始まってからの写真も全て消した。

 

無職が始まってから、スマホで写真を撮るのを大体やめた(撮ってもブログに上げたら消すなどしている)ので、もうそれ以降は一枚も残っていない。

 

昨日の昼飯も、旅の思い出も、Twitterのスクショも、全部一纏めに大容量のクラウドへボコスカ突っ込まれている状態が、昔より良いとはとても思えない。昔を知らないから分からん。お年寄りとかは大容量クラウドストレージめちゃくちゃありがたがって活用してるんだろうか。

 

人間は常に現在/未来よりも過去を尊び敬う生き物なので、テクノロジーの発展を目にすると批判せずにはいられない、過去の遺物を目にしたら懐古せずにはいられないのでこういうことを言っているが。

おそらく写真が初めて出た時の人間たちも同じ感情だったはず。

しかし、「写真で記録を遺す」という技術には一点のネガ要素もなく、批判のしようが無かったので「カメラ📸は魂抜かれるからゴミ!」みたいなギリギリの批判でもってどうにか過去を尊ぶ自己を正当化していたに違いない。

お茶の時にも書いたコレ。

 

jobstatus-is-null.hatenablog.comhttps://jobstatus-is-null.hatenablog.com/entry/2022/04/11/173906

 

 

掃除してお昼食べた。