25歳無職です

なんか文句ありますか?(なーい)

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトを観た🍅解え合わせ編

観た。

 

怒涛の48時間だった。

劇サを観て、アニメ12話を観て、ロロロを観て、今、改めて劇スを観終えた。

 

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトを観た🍅 - 25歳無職です

初めて触れた時に感じた劇スへの想いを綴っておいたので、それに解える。10割僕の妄想です。

 

以下、アニメ、ロロロ、劇スあらゆるネタバレを含む🍌

 

 

🍅←なんで???

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトを観た🍅 - 25歳無職です

トマトの花言葉は「完成美」(そうなんだ)。

オーディションを超えて、運命の舞台に辿り着いた少女たち。たわわに実って、熟したトマト。

「新しい役、立つべき舞台を求めて、すぐに飢えて、乾いて...」

劇中での瑞々しいあのトマトは弾け飛び、踏み潰され、食(消化)され、過去へ葬り、燃やし尽くす燃料の一つ。

幕が上がり、始まりと共にはじけたあのトマトは...

 

 

かれん ⇅ 自分にとっての光であり、そうであって欲しいと願っている ひかり

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かれん

 ⇅  負けたくない。

ひかり

 

 

大場ななの観る前のイメージ

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大場なな

時間犯罪者。

「みんなと一緒」の孤独を選び、終わらない再演(絶望の輪廻)を望み、罪を背負った女。

誰よりも「舞台少女」としてのあり方を知らなければならなかった、弱く、優しく、強すぎる女。

そのキラめく星に、既に辿り着いてしまった側で、これから導いてあげる側で、そのキラめきを否定する側で、たった一人で、孤独な世界で皆と生きていくことを選んだので。

少女☆歌劇レヴュースタァライトを観た - 25歳無職です

 

終わらない再演が終わりを迎え、物語(ロロロ)の果てに辿り着いてしまったのは「舞台少女の死」。

戯曲を書き換え、結末の続きを作ったならば...

 

今度は腐りゆく少女たちに、「舞台少女のあるべき姿」を教える側に。

もう一度皆を、今度は未来へ「導く側」に。

それは犯した過ちに対する贖罪、自分しか知りえなかったその結末に導かれていく彼女たちを殺し、生かすために。

本当に良かったです。

 

いや、というか「再生讃美曲」聞けばもう全部大丈夫になるから。再生讃美曲聞けば全部大丈夫になるんだから。

「再生」であり、「再生」である。

 

天堂真矢と対峙させられるのが本当に辛い。 遅かった。舞台少女としてのべき論を語ってくれる誰かがいてくれたら...

少女☆歌劇レヴュースタァライトを観た - 25歳無職です

皆殺しのレヴューで唯一真っ当に対峙できたのが天堂真矢だったのが本当に良かったです。

大場ななの見た結末、教えたかった舞台少女としてのあるべき姿を、やっぱり天堂真矢は一番分かっていて、やっぱり天堂真矢と大場ななは良かったです。

本当にいい。

「では舞台は?私たちは?」のところでシッカリ覚悟を決めて返答出来てるし(クロちゃんがはぁ?って言ってるのが悲しかった)、「狼狽えるな!」のところもちゃんとカッコよかったし。

伊達に一年の時から目付けてた上に校舎裏呼び出してナメるな!とかブチかましてたわけじゃないぜ。まぁその時は負けちゃうのだが... 大場なな強すぎる(強すぎて、弱すぎたことが彼女にとって唯一の悲劇)。

 

皆殺しのレヴューでは天堂真矢は大場ななに負けることなく、まぁオーディションじゃないから演じ切ってポジションゼロ付いて終わるのですが、それだけでもかなり良かったです。

天堂真矢と大場なな。

大場なな。天堂真矢。天堂真矢。大場なな。天堂真矢。大場なな。大場なな。

 

大場なな。

残酷な舞台の上で、ようやく1 vs 1で対峙することが出来るようになって、良かったです。

 

 

星見純那に引導を渡そうとしていたのも良かったです。

「ずっと私たちのこと、見ててくれたのね。何度も、ずっと一人で。」←すごい

過ちを繰り返し、キラめきに負けたあの時の大場ななを、誰よりも優しく包み込んでくれたのは星見純那なのに、どれだけの時を経ても変わらないあの言葉で彼女を救ったのは星見純那なのに...

誰かの言葉で、何より自分の言葉で救ってくれたあの星見純那を。

 

 

届かない星の光に目が眩み、腐り果て、死にゆく彼女。

 

狩りのレヴューは、そんな彼女への借りを返すためのレヴューだったのだと思って、良かったです。

 

 

「あなたが用意した舞台なんて、全部、全部切り捨てる!」

借り物の刀で、借り物の舞台を切り捨て、舞台少女「星見純那」として再生する。

 

 

ようやく対等になり、二人別の道を行けて良かったです。

 

想い出は水に浸って、無くなっちゃったかもしれないけど。いいよね。

また会えるから。

 

またね、星見純那。

またね、大場なな。

 

 

燃える宝石の様なキラめき、やっと届いた。

ありがとう。純那ちゃん。

 

最後星見純那はアメリカに行って、大場なながイギリスへ(そう、ひかりの側に...)行くのも良かった。

 

 

本当に、全編通してレヴュースタァライトは「大場なな」の物語で良かったです。

 

 

 

京都の人とヤクザの人:付き合っている

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婚姻。

2人はマジで2人で完結してるのでいう事なし。

お互いに信じる気持ちがあればこの先もずっと仲睦まじく暮らすでしょう。

 

 

てんどうまやとクロディーヌ:付き合っている

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付き合ってない(一方で付き合っている、とも言われているが...)。

ED、クロディーヌの窓に天堂真矢のアレが置いてあった。恐らくEDで入る「今度は私の方から行くね」はひかりじゃなくて天堂真矢に向けてる。

この人たち本当ずっとずっとイチャイチャしてて凄かった。

将棋でマウント取られてたの可愛かったけどけど、それでこそ舞台少女。

This is 天堂真矢。

普通の喜び、女の子の楽しみ、すべてを焼き尽くし、遥かなキラめきを目指す。

それが舞台少女。

(考えれば考えるほどコイツに勝った大場ななヤバすぎる)。

クロディーヌにとっての再生はそのまま天堂真矢に繋がるので良かったし、天堂真矢の「ようこそ舞台へ。」が全てを物語っている。

 

 

🍅理解できなかったところ🍅 ・キリン🦒(最初大場ななのスタンドかと思ったけど違った。大仰な舞台装置としての演劇オタク)

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概ねあってた。

劇場でのキリンは舞台少女にとっての燃料であり、食材=贖罪の象徴。

そう考えると十字架も多い。

 

舞台に火を灯すのが役目。

映画を見て、コレを見て、舞台を求めた僕でありあなた。

 

 

・自主退学⇦なんで?恐らくアニメ本編で何かバトルをした結果ひかりはかれんに負けたのではないかと思います。新たな舞台を求めて異国に赴くひかりとは逆に、勝利を掴んだ故の空虚さに苛まれることになったかれん(そうなの?)しかし

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全然違う。本編見てないのか?コイツ...

怖かったからです。

 

 

 

全体の感想としては、;;という感じでした。隣のお兄さんも泣いてましたし、前の人はヤクザみたいで怖かったけどやっぱり泣いてました。

 

EDが良すぎる。ロロロもそうだけど全部曲が凄い。

再生讃美曲聞いて、私たちはもう舞台の上。聞こう。

 

 

少女よ、ロンドはいつしか終わる。

 

だから眩しい。

 

 

眩しいから、きっと見えないんだ。

私たちの行き先。

 

 

だから心配しないでね。まっすぐな道ばかりじゃないけど大丈夫。

 

 

心に歌があれば。