初めて見た。
ラファエルの仮面かぶった男が「スケキヨ」で、逆さになって死ぬということ以外何も知らない状態で見たが......
面白かった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
以下驚いた点や意味不明な点!!!!
ネタバレ注意!
ネタバレ注意!
ネタバレ注意!
・ラファエルの仮面かぶった男はスケキヨじゃないし、逆さになって死ぬのもスケキヨじゃなかった!
・犬神佐兵衛とかいう爺がホモの薬中だったせいで全部滅茶苦茶になって人が沢山死んだ!
・スケキヨ(偽)が最初に覆面外す時、皆が固唾をのんで見守っていたら覆面の下からまた違う覆面出てくるのがだいぶ面白かった!(ドリフとかでズコーっ!ってBGM入る奴じゃん)、それ以外にも皆一々反応がオーバーだったり、ところどころドリフな感じがあった!
・Wikipediaの参考画像には何故かスケキヨの足だけの画像だけが添付されているのが意味不明
・なんかお札?みたいなのに犬神家のオリキャラ?ゆるキャラ?が書いてあって、度々映るんだけど何の説明もなくて(なかったよね?)意味不明だった!
・サルゾウが終始サーヴァント(完全にFate/snのエミヤ)の立ち位置なので非常にカッコよくて良かった。最初はオデ系の知恵遅れ庭師キャラ(銀と金のアレ)かと思っていたけど、
背が高く肩幅もしっかりしているシャンとした風貌で掘りの深い顔立ちに粗野な感じを出した髪型と無口な感じがすごくマッチして強キャラに見えた。
愚鈍な感じが一切なくて、力強く、多くは語らず、常に大切な人を守ろうと必死で、花にも優しい良キャラ。何者?珠代さんはスケキヨとかいうぽっと出の優男じゃなくてサルゾウとくっついた方が良いと思った!でも毎度肝心な時に傍にいないせいで珠代さんはトラブル自体には死ぬほど巻き込まれているのが面白かった。もっとそばにいろ。一人で穴開いてるボートに乗る珠代さんサイドにも問題がある!
・サルゾウ vs スケキヨ(真)の場面はスケキヨ(真)が戦場帰りなだけあって力ではサルゾウと互角以上に渡り合っていて非常に良かった。警察乗り込んでなかったらワンチャンあったと思う。でもスケキヨ(真)はツラがモッサリしていて好きじゃない。
・庭師もそうだけど、全編通して何となく銀と金の「神威家鏖編」を感じた。基地外の爺の遺産巡ってワーワーなる血塗られた一族。そう考えるといろんな所に見たことある物語のエッセンスが散りばめられていて(逆)、本当に「犬神家の一族」って色んなところに影響を与えたんだなぁということが理解できた。
・サルゾウが強い事自体は納得できるとして、真犯人の松子のお琴の先生があまりにも強キャラすぎたのにはビックリした。その凛とした佇まいや、盲目ながら「こんなうるさい世の中じゃ見えない方が都合のいいこともある」など明らかに強キャラを匂わせるセリフの数々等、明らかにただものじゃないのだが... 最終的に「松子の弾く琴の音色が明らかに『人殺しの音色』に変わった」という事を察知していたのだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・身内に不幸がありながら稽古をするように呼ばれたことがまず怪しい
・稽古の途中で松子が抜けていった際(この時に殺しをやっていたのだ!)、前と後で明らかに『人差し指に怪我をしたのを必死に隠しながら弾いていること』が分かった
ことから、何かがあったに違いなく、その上そのタイミングで世間を騒がせていた犬神家連続殺人があるとするならば、もう犯人は松子しかいない。
こいつが探偵でいいじゃん。
・金田一があんまり何もしてない様に感じた!(実際には上でお琴の先生に話聞いたり色々人間関係を調べて捜査とかしてたんだけど、映像的に圧倒的に犬神家の内部抗争の方がインパクトデカくて全く記憶に残らない!髪の毛ぼさぼさの謎のおじさん!)
2時間半あっという間でした。なんかちゃんと難しいミステリなんだろうなと思ってたらかなり話自体は単純で分かりやすくて良かったです。
今ならYoutubeで無料で見れるから、見ろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
※この足だけ見えてるのはスケキヨではなく静馬ですよ
【本編】『犬神家の一族』1976年公開<2週間限定公開> - YouTube
S:お琴の先生、サルゾウ、スケキヨ(真)、犬神佐兵衛(生前)
A:犬神松子(佐兵衛憑依時)、犬神佐兵衛(死後強まる念)、スケキヨ(偽)
===戦闘要員の壁===
B:佐武、佐智
D:他、金田一