25歳無職です

なんか文句ありますか?(なーい)

ひみつのアイプリ67話「第2回アイプリコンテスト」を観た!

淡白なタイトルコールとは裏腹に、あまりにも深く、重く、そして何より眩く輝いていた1話だった。

真実夜チィを愛しているため。

 

 

俺が「ひみつのアイプリ」という作品の中で最も好きな回。

31話「やくそくの一番星」

45話「つむぎちゃんを救え!」

 

そして67話「第2回アイプリコンテスト」となった。

 

 

正直、ここまでのジャンピンロケット2人の活躍や67話既聴済みの友人たちの振る舞い(皆一様にただ下を向いて涙を流していた)を見て、なんとなくどちらが勝つかは予想ついてはいたのだが...

 

思った通りにみつきは負けて、新進気鋭のジャンピンロケットが勝利した。

俺は63話「とべ!ジャンピンロケット」であと一歩前へ踏み出す勇気が出せずにいたおとめに対してすばるの掛けた言葉が「それでもいい」だった(「おとちゃんなら出来る」とか「そんなことない、きっと大丈夫」でなくて、「それでもいい」なのが何より響いた。前提なんて関係なしにやりたいことをやればいい。そのまますばる自身の「上手い下手なんて関係ない、二人で一緒にアイプリがしたい」という身勝手な夢に着き合わせるようなワガママな振る舞いで、「やりたいことをやればいい」というのを自らで示しているその様があまりにも潔く、美しく、格好よく、煌めいていたし、それが自分だけの夢なんかじゃなくて二人一緒にずっと望んでいた夢のステージだったと気づかせてくれたから)

シーンがひみつのアイプリ2期の中で最も好きで、だから勝ってくれたのは嬉しかった。これからももっとずっと高く飛んでいけるユニットだと分からせてくれたから。 

 

 

だから、だから勝ってくれたのは嬉しかったけど、それでもみつきが負けたのは悲しかった。敗北した後のみつきの世界は真っ暗で、音も光もどこかぼやけて靄がかってしまった様で、それを振り払うのに必死でただ闇雲にがむしゃらにゆく当ても分からずに前へ進むしか出来なくなってしまっていた。

 

 

 

きっとそれは、かつての真実夜が見ていた世界だったんだと思う。

ひみつのアイプリ第1話でひまりのバズリウムチェンジを見て、「一番に輝く星になる」という夢が一つ潰えた時の真実夜の気持ちは察するに余り有る。それでも決して諦めずに、ただ必死に頑張り続けて闇雲にがむしゃらに走り続けて、それでも並み居る強敵にはかなわず、大切な約束も叶えられないままでいた真実夜がどれだけ辛く苦しい思いをしていたか。

そんな暗い闇の中に捉われてもがき苦しんでいた真実夜を救ってくれたのは他の誰でもない星川みつきで、「大切なのは『勝つ』ことよりも『届けたい』という気持ち」だと教えてくれて、その言葉であの時の真実夜の世界を光で照らしてくれた。

(その後も真実夜はまた挫けてしまうのだが、挫ける度に立ち上がって前よりもっと強くなれるのが彼女の本当に良いところだ。45話では「才能が無くても、どんなに負け続けたってアイプリが好きだから、見てくれるぷりともがいるから、これからだって頑張るしかない」という決意を抱いて闇を払うのだが、きっとこの後でもまた今のみつきの様に頑張り過ぎて大切なことを見失う経験をしているのだと思う。でもその度にかつて貰った大切な言葉を思い出して、そしてもう1人の大切な自分との約束を思い出して、また正しい方向を見定めて前へ前へと進んでいく。だから俺は真実夜チィのことが好きだ。)

 

 

だから今回、みつきに声を掛けてくれたのが真実夜で良かった。

真実夜がずっと過去自分を救ってくれたことへの恩返しをしたいと考えていた節は多々あって、例えば61話でもみつきが一人悩んで挫けそうになっているのを察して声を掛けてくれていた(それはしかし叶わなかったのだが、あそこでキチンと自分の職務を全うすることを優先するのが真実夜の本当に良いところだ、あの後きっと大切な友人の相談に乗ってやれなかったことを強く悔いていただろうし、次の日笑顔で登校してきたみつきを見て何より安心していただろう)りしたのだ。

俺は真実夜チィのことを愛している。

今回のアイコンでみつきが敗北した姿を見る真実夜の真剣なまなざしから、きっと彼女はこうなることを予見していたのではないかと思う。

 

 

恩返しの機会を得られたのは良かったし、そして何よりも良かったのは真実夜が自分からは答えを示さなかったこと。誰かに追いつく、もっと上手くなる、そういうことじゃなくて、大切なのは「ステージを通してぷりともたちに自分を届けたい」という気持ち、かつてそれを教えてくれたのは他の誰でもない星川みつきだったから。

 

大切なことは最初からみつき自身が知っていた。今いる自分を振り返ってみればすぐに気づける話だった。

その証拠に星川みつきの世界はずっと晴れ渡っていた。

31話では雨が止み雲が晴れて世界が光を取り戻したのに、67話では日差しが眩しいほどに晴れていて、ただ俯きがちになっていたみつきが上を向いてそれに気づけば良かっただけだったから、その情景があまりにも美しくて俺はそこで涙を止める術を失ってただ泣いた。嬉しくて泣いたんだから泣いたっていい。真実夜の大切な友人が救われて良かった。

その後、寮の部屋までやってきて手紙とアイプリブレスを届けてくれていた(『信じてるわよ』横スライド真実夜チィすき)のも良かった。みつきならきっと答えに辿り着けると信じていつつ、それでもやっぱりずっと不安で見守り続けていて、運よく野乃瀬と出会っていなかったらその時は彼女自身が上を向くきっかけを与えてくれていたのかもしれない。

 

 

星川みつきの大切な友人としての真実夜チィが好きだし、真実夜チィという眩く輝く一番星に、最初に光り方を教えてくれた星川みつきのことが好きだ。

でもチィみつとかそういう話でなくて、それが誰であったとしても、何の恩義もない奴だって敵だって味方だって、きっと苦しんでいたら真実夜は手を差し伸べてくれる。優しい子だから。

真実夜チィは一番星だから。俺はそんな真実夜チィのことを愛している。

ひみつのアイプリ67話、アイプリで大切なこと、真実夜チィのこれまでの足跡のすべてが知れて、星川みつきも同じように挫けたあとでまた立ち直って前以上に強くなった。

これまで67話やってきた上で教えてくれた大切なことのすべてが詰まっていて、だから良かった。敗北を糧にして、彼女たちはまた強くなっていく。

真実夜チィは、これからも色んな人を支え、救い、導いていく。

 

 

 

 

 

観るよ。ひみつのアイプリ69話「おいチィ~かき氷はいかが?」を。

彼女がどれだけ眩しくても、その生きざまを両の目に焼き付けると決めたから。