あまりにも。
ジャンプ版ぼっちざろっく！な感じ。友情・努力・勝利・キチガイ（幸山厘）の4拍子が揃っていて本当に面白い。
絵柄がめちゃくちゃ良い感じ（単行本買ったら作画の人は石黒正数先生好きって書いてあってそうだよねってなった）なのだが、この絵の感じなのにキャラたちの、思春期の高校生たちの胸の奥につっかえてるあらゆる感情が抑えきれず滲み出ていて本当にすごい。すごすぎる。一番好きなのは水尾くんが父親バカにされてカッとなるところなのですが、あの絵柄でああいうのやられると本当にビックリしてうおっ...って声出る。
好きなのは水尾くんなのですが（男子高校生には笑顔でいてほしいため）、鷹見のことも、抱えてるものの重さをこの先ちゃんと知ったら多分俺は嫌いになれないし、幸山厘はなんか一番とんでもない問題抱えてそうだし、藤井彩目も救われて欲しい（あと表情が結構豊かで見ていて嬉しい）し、桃ちゃんは元気で可愛い。遠野も可愛くて好き（藤井彩目に懐かれてるの面白い）。
鳩野？鳩野はいいだろう。だって彼女はもう歩き出している...............................................................................................................................................................................................................
すごい気になるのは、作中の軽音部員たちが好きなバンドの顔ぶれが、自分が高校生だった12,3年前の軽音部員たちが好きだった邦ロックバンド（ｱﾝﾃﾞｨﾓﾘだのナンバガだのZAZENだの銀杏だのsyrup 16gだの椿屋だの）と同じ感じなのは...どうなんだ？そこって令和でもそうなの？それとも原作側と年齢が同じくらいってこと？
今の現役の高校生軽音部員たちがそこの並びを好きな感じがいまだに続いてても全然不思議ではないんだが...実際今の高校生軽音部員って何聴くの？鷹見がEve歌ってた上に曲がちょっと古め（ドラマツルギーとかって7年前だからね。震えろ。自分世代で言えば高校の軽音部でオレンジレンジの花やるみたいな感じか。厳しい。）だったのもなんか味があっていい。わかんねぇ...今の高校生軽音部員が何に憧れているのか...
とにかくこの先に何が待ち受けているかを、全部知りたい。だから読む。この先も。ジャンプラで読んでるので最新話まで読んでますがたまき先輩はちょっとエロ過ぎると思っています。
