多分調べたら同じような記事が沢山出てくるんだろうと思うのですが。
今まさにプレイ中だし答えが見たいわけじゃなくて、考え始めてから理解するまでの足跡をそのまま残しておく場所としてこれを書きます。
※まだゲームクリアしてないので合ってる保障はありません!
--- 以下、7 Days to End with Youのネタバレを含みます---
一応諸々に配慮してゲーム内の画像とか1枚しか出さないので、気になったらお手元のゲーム画面で確かめるか、実際に買ってみて下さい。面白いから。女の子も可愛いし。
今すぐルールだけ見ないと死んじゃう!って人は目次から3. だけ飛んで見ればいいと思います。
目次
- あらすじと、ゲーム内の記号について
- 0. 記号とアルファベットの変換ルールについて
- 1. 出てくる文字を調べる
- 2. 今分かる全ての単語で調べてみよう
- 3. 変換表を公開しました
- 4. 完全理解できたので未知の単語に適応する
- 5. おまけ(本題):コレ誤訳じゃないか?
あらすじと、ゲーム内の記号について
あらすじ:記憶を失った主人公が、言葉の通じない謎の女性と7日間を共に過ごしながら数々の謎を解き明かしていく物語。
以上。
言葉が通じません。
謎の記号を使って一生話しかけてくるので、それを読解する必要があります。ざっくりこのゲームで出来ることはそれだけです。
フィーリングで「あぁ多分これコレのこと言ってんな」と推理して言葉を理解していき、謎の女性や記憶を失った自分自身の秘密を解き明かしていく。
で、この記事はその「記号」について考えてます。
ゲームやってると大体分かるんですが、ある程度記号の使われ方に法則があるというか、アルファベットを置き換えてるんだなぁというのが分かるんですね。記号の種類26種しかないし。
どんな感じ?
こんな感じです。
(この単語の上に書いてあるのは答えではなく、ゲームの中で自分が推理した名前です。あってる保障はありませんし、何か変だなと思ったら自分で適宜直していく必要があります。)
明らかに文字数がアルファベットと対応してるんですよね。1=one, 2=two, 3=three... みたいな。
しかも単語内で使われてる同じ文字は、同じ記号で表わされている(threeのe, sevenのeとか)。でも、eに対して使われてる記号は3と7で別。単語内では同じだけど単語間では違う、とか...。
一応言語設定日本語でやってるので、あんま英語で考えてもな~と思ってスペル読みはしないようにやってたんですが、ゲーム3週目でちょっと詰まってしまった。
かなり大事そうな単語が推理出来なくて、話が進まなくなっちゃってメゲてしまったので、気分転換にこの記号/文字の変換ルール考えてみようかなぁ~と思った。
のでこれを書いています。
0. 記号とアルファベットの変換ルールについて
検討を始める前に情報を整えておく必要があります。
まずは記号。
記号は26種あり、今回は分かりやすくする為にそれぞれに1~26の番号を振ります。
振り方は「実験室の暗号箱を参照。最初の記号を1として、そこから下ボタンを押すごとに順々に2~26」です。分かんない人はゲーム買って下さいね。面白いから。
例として、自分の名前に使われている1文字目の三日月みたいな記号は「7」です。また、自分の名前の末尾のカニ🦀の顔みたいな奴が「10」です。
さらに、ゲーム内で出現する各単語にも番号を振ります。
こっちは簡単で、単語集の左上を「1:1」として、「行 : 列」で振っていきます。
例として、自分の名前は「1:2」です。僕が3(three)として設定した奴は「2:1」、一番最後が「28:2」という具合です。
取り合えずコレで準備OK。
1. 出てくる文字を調べる
まずは「どの記号がどのアルファベットに使われているか」を調べます。
先述の通り、各単語間でアルファベットの代わりに使われる記号がバラバラなので、それが本当にバラバラか?規則性ないか?を調べる。
ゲーム3週目時点で、意味も理解しており、英語でも多分これだろう...と推測出来ている単語を抜粋して、チマチマ書き出していきます。
こんな感じ。
コレはそんなに大変じゃないです。
例えば1:3だったら、o->18番目の記号、n->17番目、e->8番目、という感じ。
5:3や5:4見ると分かりますが、やっぱり「単語内での記号/アルファベットの振り分けは同じだけど単語間では別」ですね。
コレはそんなに大変じゃないです。
これだけじゃまだ全然良く分かんないので、今度は「各記号に振り分けられるアルファベット」を調べます。
上の8:4までで全部やるとこんな感じ。「各記号に振り分けられたアルファベット一覧」です。
規則が見えますね。クソダルいこれ。
eやo,rstなどに注目すると、割り当てられる記号に明らかに偏りが見られます。これで「各記号に振り分けられるアルファベットは限定された数候補しかない」可能性が出てきました。
候補が分かれば記号見るだけで大体どういう組み合わせがいけそうかで単語を推理することが出来るので、こりゃいいや。
最後までやります。
2. 今分かる全ての単語で調べてみよう
上と同じことを、今の段階で確信が持てる単語全てでやってみます。全部で65単語ありました。マジでメンドクサイ。俺が無職じゃなかったら絶対やってなかった。
全てやって、昇順に並び替えたのがコレです。
コレでもう分かりますね。
特定の文字が出現する記号には、その文字の周囲の文字も出現しているため、恐らく各記号に振り分けられるのは、「a, b, c, d, e, f, g」、「d, e, f, g, h, i, j」の様に、26種を適当な長さで切ったアルファベット群でしょう。
3や4で「a, x, y」の様になっていることから、26種を区切っていく終盤は「x, y, z, a, b, c, d」の様にまた一周するのかと思います。
調べた中で最も出現数が多いのは「3」。欠けているのもあるので連続させると「t, u, v, w, x, y, z, a, b」の9種類。
試しに1つの記号に9種の文字が分類されると仮定して、こういう表にしました。
この表作った時点でこのルール正しいな。って確信しました。試しにこの表で「1:1」、oneを当てはめてみて下さい。
18->o、17->n、8->e...
コレ、使うアルファベットが横並びになってますね!うおおおコレになった時、滅茶苦茶テンション上がった。
どうやら、変換表で対応させるアルファベットの行番号も単語間で等しいようです。
そしたら最初の1文字分かったら全部わかるじゃん!!!
次「1:2」twoは!?25->t、3->w、20->o...!
wがズレてる...
;;
落とし穴と乗り越えた先の完全なる理解
ズレてましたね。wだけ、一つ上に。
でも大丈夫。
この後もめげないで続けたところ、threeもfourもfiveもOKで、six(23, 13, 3)がまた「x」だけ一つ上にズレてたので、すぐ分かりました。まぁそんなに辛くなかったです。
どうやら「aより前の文字が1~9に出てきた場合は一つ上にズラした文字を取得する」というルールが適用されていそうですね。それ位分かるわボケがよ...
試しにそれでやってみる。
例えば「5:4」のyellowは、y->7, e->12, l->19, l->19, o->22, w->5です。
普通に7=yとして始めるともうeがズレてるのですが、逆に12=eになるようにしてやれば、yは一個上にズレてるし、後々のwも1個上にズレてますね。これで完璧っぽい。
他の単語でもこのルールを追加したら全部うまくいってとてもスッキリしました。
完全理解
※ちなみにこの後全部の単語変換した結果、1つの記号に対応するアルファベットは計11種であることが分かりました(多分)。
3. 変換表を公開しました
せっかくなのでスプレッドシートで完全版を公開しました。リンク踏めば誰でも見れます。
もしゲーム買ってやってみて、詰まって困っちゃったら使って下さい。
docs.google.com7DaystoEndwithYou - Google スプレッドシート
今すぐ各単語の英語訳が見れないと死んじゃう!って人は、wordシートから目的の単語探してみてみるといいと思います。
そうでもない場合は変換表シートを使って、目的の単語の記号を番号で羅列して、変換してみて下さい。
4. 完全理解できたので未知の単語に適応する
それはそれとして。
取り合えず完全に理解したので、今分かってない単語に適用してみます。
例えば「15:1」。実験室の写真のアレね。遺跡?石碑?なんかわからんので放置してました。
記号は25, 10, 18, 21, 17, 10...表に当てはめて考えると...
うおおおおおおおソレっぽいのがありました。上から5行目。
temple。
アレ寺かぁ。寺に人体錬成のやり方とか置いとくなよ。
大丈夫そうですね。
試しにもう一つ、「20:1」。秘密の拷問部屋にある人間の何かですね...あの部屋マジで怖い。
記号は24, 26, 23, 3, 13, 11, 3...
コレprotectですね。何か盾?なのか良く分かってなかったけどプロテクター的な奴か(解読しても良く分からない!)。
まぁとりあえずコレで大丈夫ですね。今から全単語アルファベットに変換して一人でニヤニヤしてきます。自分と女の名前とかかなり気になるし。
皆さんも分からない単語があったらこの表使って解読してみるといいと思います。
クリアしてぇ。
5. おまけ(本題):コレ誤訳じゃないか?
おまけというか、副産物というか、これやろうと思った本当の目的。実はこのゲーム変な単語が混ざってるんですよ。
「15:4」。
コレ、ゲーム内で数種類だけある「向こうが答えを提示してくれる単語」なんですね。「15:2」とかもそうです、コレは「戦争」を意味する、と向こうが提示してくる単語。
で。「15:4」。罪らしいんですよ。でも罪だと「guilty」じゃん?文字数はあってるけど、全然ルール適応できなくておかしいし...
「punish」だと思うんですよ。罪を「裁く」方。
正直やってる間もずっとコレおかしくね?って思ってた。
だってあのカードが示してるの罪じゃないっぽいもん。終末のラッパって裁く方でしょ?
それを確かめようと思ったのが、コレやろうと思った本当の理由。
いくぞ?
「15:4」、記号は23, 3, 21, 16, 26, 15...
...
punishでした。数少ない提示される単語でニュアンス違くなってるのはどうなん?人間なんだから仕方ないが。
モヤモヤが晴れて良かったです。
終わり。
Twitchでゲーム配信してるから良かったら見て下さいね。チャンネル登録だけでもしてって下さい。フォロワー増えると嬉しいから。
www.twitch.tvhttps://www.twitch.tv/my_frea0/about
あとゲームコレまじで面白いから買ってね。GWだし。ゲームやったことないのにここまで読む奴いないと思うが!